パチンコをやめて本当によかった。10日間パチンコ屋に通って見えた現実
僕はここ最近、仕事の関係でパチンコ屋に10日間ほど通う機会がありました。
もちろん遊ぶためじゃありません。設備の確認や取引関係の仕事で、毎日朝から店舗に足を運んでいました。
でも、その10日間で強く感じたんです。
「パチンコをやめて本当に良かった」と。
開店前から長蛇の列。朝8時前の異様な光景
パチンコ屋の開店は朝8時。
でも7時半にはすでに人が並んでいます。
その数、数十人。
驚いたのは、年齢も性別もバラバラなこと。
年配の男性だけでなく、若い男性、主婦、さらにはスーツ姿のサラリーマンまで。
平日の朝からこの人数に、思わず「仕事は?」「家のことは?」と心の中でツッコミたくなりました。
中には折りたたみイスを持参して、並びながら朝食を取っている人も。
ここまでしてスロットやパチンコを打ちたい気持ちが、自分にはもう理解できませんでした。
---
喫煙マナーの悪さにドン引き。タバコと吸い殻があちこちに
次に気づいたのが、喫煙マナーの悪さです。
今どき喫煙所がきちんと設置されているのに、店の外や駐車場で平気で吸う人が多い。
吸い殻はその場にポイ捨て。火もちゃんと消してない。
風向きで煙が他の人にかかってもお構いなし。
こういう光景を見るたびに、
「喫煙者のマナーが悪いって言われる原因はここか」と納得しました。
---
ごみ・痰・ポイ捨て。公共意識が完全に崩壊している
さらに驚いたのは、駐車場の汚さ。
お菓子の袋、ペットボトル、レシート、吸い殻。
植え込みの中までゴミだらけ。
お店の人が毎日掃除しても、翌朝にはまた同じ状態。
しかも、人が多い時間になると、痰を吐く人までいる。
まるでマナーもモラルも崩壊した空間。
「これが“日常”になってる人たちもいるんだ…」と思うと、正直ゾッとしました。
---
30代〜40代男性が母親に送迎されているという現実
ある日、駐車場で信じられない光景を見ました。
30代〜40代くらいの男性が、母親に車で送られてきて、夜になると迎えに来てもらっているんです。
つまり、「パチンコを打つために送迎してもらっている」わけです。
本人にとっては“日常”なのかもしれません。
でも、傍から見ると、依存の一歩先にある現実に見えました。
---
パチンコ屋は「時間」と「お金」を奪う場所
昔の僕も、少しだけパチンコにハマっていた時期がありました。
「もう少しで出るかも」という心理に支配され、数時間が一瞬で過ぎる。
あの時間は、今思えばお金だけでなく、心まで奪われていた気がします。
今回10日間、外からその光景を見て確信しました。
パチンコ屋というのは、人の時間とお金を吸い取る場所です。
中にいる人たちは無表情で、光る画面を見つめ続けている。
まるで同じ世界をぐるぐる回っているような、そんな印象でした。
---
パチンコをやめて得られたもの
パチンコをやめて数年。
今は、休日の朝にコーヒーをゆっくり飲んだり、家族と散歩したりできる時間があります。
財布の中も減らないし、なにより心が穏やか。
パチンコをやめて後悔したことなんて一度もありません。
むしろ、「なんであの時やめられなかったんだろう」と思うくらい。
やめるのが怖い人もいるかもしれませんが、外から見た世界を一度でも見れば、
「もう戻らなくていい」と思えるはずです。
---
まとめ:パチンコをやめたい人へ
10日間のパチンコ屋通いは、僕にとってまさに反面教師のような時間でした。
朝から並ぶ人たち、マナーを守れない人たち、依存から抜け出せない人たち。
その光景を見て、心の底から思いました。
> 「パチンコをやめてよかった」
「そして、もう二度と戻らない」
もし今、パチンコをやめようか迷っている人がいるなら、
一度その光景を“外から”見てみてください。
きっと、自分がどうなりたいかが見えてくるはずです。

