ギャンブル依存症専門カウンセラーです。
私がギャンブルに狂っていた時の経験を。
私が30歳間近の時、
パチンコ、スロットで一文なしになり、
消費者金融の借入可能額もゼロ。
すでに新たな借金ができない状況の時です。
電気が止められたのです。
事前に通知はありましたが、
支払うお金はありませんでした。
電気が止められても水道とガスがあれば
何とか大丈夫だろうと
考えていました。
しかし、電気と連動してるのか、
ガスも使えなくなっていました。
何月だったか記憶は定かではありませんが、
幸いなことは、
寒くも暑くもない季節だったこと。
仕事から帰れば、もちろん真っ暗。
職場で充電しておいたノートパソコンの
ディスプレイを灯りに過ごしました。
米を炊くこともできず、
僅かに使えた電子マネーで食パンを買って、
マヨネーズを塗って食べました。
暗闇の中で、パソコンの灯りの中で
食パンだけを食べている
もうすぐ30歳になる男。
惨めとしかいいようがありませんね。
そして、
寒くはない季節とはいえ、
水のシャワーはキツイです。
毎日家に帰って、
暗闇の中で食パンだけを食べる。
こんな日を、10日間程続けました。
地元の友人達は、
結婚して、新築の家を買って、
かわいい子供もいて幸せに暮らしてる。
それに比べ私は何をしているんだろうと、
暗闇の中で絶望感に浸ってました。
ようやく、給料日に電気代を支払い、
電気が使えた時は、
本当に幸せな気分になりました。
いつも当たり前のように使っている
電気とガス。
あって当たり前と思ってしまいますが、
もっと感謝しなければいけませんね。
今回は何が言いたいかというと、
普段どんなに辛い日々を過していても、
気づいていない幸せが沢山あるんだよ
ということです。
もってないものを妬むより、
今あるものに感謝しましょう!
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