普通の人を羨むギャンブル依存症

私はパチンコに全財産をつぎ込み、
一文無しになることが度々ありました。


度々というか、毎月ですね。


一文無しになると、
誰に対しても羨ましく思ったものです。

隣の芝生は青く見えるギャンブル依存症

高級車に乗っている人をみかけたら、
どんなに沢山のお金を持ってるんだろうか…


街で若いカップルが楽しそうに歩いていれば、
これからショッピングや食事に楽しいことにお金を使うんだろうな…


牛丼屋で食事をしている人さえも、
私にとっては羨ましい限り。


マックに入って行く高校生の姿も、
羨ましい。
自分にはハンバーガーすら買えない。


小学生が自動販売機で、
ジュースを買っている姿も羨ましい。

私にはジュースを買う余裕なんてない。


ホームレスが道端でカップラーメンを食べている姿も羨ましい。
私にはそんなお金がない。


自分が見かける全ての人が
羨ましく思いました。


こんな状況でした。

昨日パチンコをしなければ…

勝った時にやめとけば…

そんな思いがグルグル頭をめぐります。


当時のことを思い出すと泣きたくなります。


あなたは、私と同じような思いをしたことありますか？


あなたもギャンブルを続けていれば、
私と同じようになりますよ。



ギャンブル依存症は
隣の芝生は青く見える。


お金がない時の惨めさといったら、
ひどいもんですね。

普通が一番幸せ

持ち金が少なくても、
最低限の生活ができるって
本当に幸せなことだと思います。


ギャンブルをする理由に、
生活費をもうちょっとだけ増やそうなんて
考えは無駄な行為です。


少ない生活費でもギリギリ生きていければ、
幸せです。



ギャンブルで一文無しになるほど
辛いものはありません。


では、また。